
鍾馗(しようき)
唐の開元年間、玄宗皇帝熱病に伏せたまいし時、夢の中に「虚耗」と名乗る小鬼一匹出で来て、楊貴妃の繍香袋と玉笛を盗み去らんとす。帝、大声にて人を呼びたまえるに、突如、破帽、藍袍、ひげ面の大男があらわれ、小鬼の目をくじり、躰をやぶりてこれを捨つ。
帝、驚きて名を問いたまえば 「臣は終南山の鍾馗なり、我、先帝の砌、武挙の殿試に応じてならず。 恥じて自ら生命を断つに、かたじけなくも帝より、手厚く葬られし御恩を報ぜんがため、かく現れたり」 と答う。
帝、夢より覚めたまえば、病即ち癒えたり。 後に、呉道玄なる画家を召して、この鍾馗の姿を描かせたまいしと云々・・・・・・。 『夢渓筆談』他
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お願い
この鍾馗達は、1988年から1996年かけて京都市内11区を回って撮影し、百三十種類以上の鍾馗を収録した「洛中洛外の鍾馗」という写真集の中にいます。いや、もう随分無くなっているので、中にのみいます、と言うべきかもしれません。
みなさんの町の大屋根、小屋根の上に鍾馗さんはいませんか?
町で鍾馗さんを見たことがある、と言う方。
家に鍾馗さんがある、と言う方。
鍾馗さんに興味のある方。是非下記のアドレスにメールを下さい。
尚、上記の写真集「洛中洛外の鍾馗」は、2003年11月に完売いたしました。
ご協力下さいました方々に篤く御礼申し上げます。