映画のポ



・「ぼくの伯父さん」

ジャック・タチというコメディアンを知っているだろうか。
僕がこの人を知ったのは去年の2002年の事だった。
僕の持っている本の中に「別冊宝島・これで笑え!」という本がある。
確か小学生の頃か中学一年あたりで買った本だった。
この本は題名の通り様々な人がこの映画、この音楽、この芸人で笑え!
と紹介している本だ。
ヒマな時やパソコンが立ち上がる間なんかに読むのには最適な本で
何度でも読めるし読むたびにいろいろな発見がある。
そんな本の中にジャック・タチという男がいた。
これまでずっと読んでないページだったが読んでみると
この男の人、相当こだわる人だったらしい。
例えば、「ぼくの伯父さん」のロケーションを決めるために
パリ中を二年間かけて歩き回ったらしい。
そして彼は生涯で六本しか映画を撮らなかった。
このエピソードだけでも興味が湧いた僕は
早速ビデオ屋で「ぼくの伯父さん」を借りて観た。
ジャック・タチは監督もしながら主演もしている。
んで、観たわけですがーいやぁーこのタチ演じるユロ伯父さん。いい!
ヨレヨレのコートにパイプをくわえてあの歩き方。
好きだぁ。
ストーリーはユロ伯父さんが姉の旦那さんの紹介で会社に就職するのだけれど
そこでトラブル起こすっていう話。
タチ演じるユロ伯父さんはまったくセリフがありません。
唯一のセリフは「おもしろい話があるんです」というのだけ。
でその話の内容はいつも耳打ちで話すから僕らには分からない。
しかもその話でみんな爆笑する。
そこがまたおもしろかった。
ユロ伯父さんは姉の夫婦にはあまり好かれてないのだけど
姉の夫婦の子供やユロが住むアパートの近所の人は
結構ユロの事が好きで、アパートの女の子は
ユロに恋してるぐらいまでいってるんです。
今考えたらスヌーピーみたいだなユロ伯父さんって。
大爆笑とまではいかなくてもこうニコニコできる映画なのではないでしょうか。
そんな僕が「ぼくの伯父さん」を観た2002年
カンヌ国際映画祭ではジャック・タチ没後20年の特集上映が行われていましたとさ。
「TATI・『ぼくの伯父さん』ジャック・タチの真実」という本が
いますごい欲しい。


・「パニックルーム」

デビット・フィンチャー監督の「ファイトクラブ」以来の監督作品。
主演はジョディーフォスター。
妊娠中にも関わらず「出たい!」ってことで出演したらしい。
「ファイトクラブ」に比べれば全然分かりやすい内容。
ストーリーはフォスター演じる母親と娘が新しい家に引っ越すところからはじまる。
その家には「パニックルーム」と言われる避難室があった。
ちなみに避難室っていうのは泥棒などか侵入や何か起こったときに避難する場所のこと。
そんな二人が引越ししてきた矢先・・・なんと泥棒三人組が!
そっから約二時間の映画がスタート!
家に泥棒が来ました、母親と娘は避難室に逃げました。
っていうだけで2時間持たせてしまう。
スゴイの一言。
フィンチャーの映像の撮り方が観てる人を飽きさせないのだろうし、
脚本も飽きさせない作りになっとるわけだなこれ。
泥棒グループと母親と娘の戦い。ほとんど二つの部屋で描かれてる。
この映画の中のセリフで「銃口が熱い!」というセリフがあったのだけれど
これが何故か新鮮に映った。
というか笑った。
初めて聞いたセリフだったなぁ銃口が熱いというセリフは。
今まで観てきた映画でも銃口を顔に当てられるシーンは何度か観てきたけど
「銃口が熱い」っていうセリフは聞いた事無くて本当おもしろかったなぁ。
ジョディ・フォスターはかっこよくて美しかった。
泥棒三人組の中の黒人さんはたぶん「ゴーストドッグ」の主役やってた人だと思うのだけど
どうなんだろ?不確か。


・「Laundry」

主人公のテルは頭に傷を持ちコインランドリーの見張りをしている青年。
そのコインランドリーには様々な人々がやって来る。
自分の撮った写真を自慢しにくるオバサン、嫁の文句を呟き続けるオジチャン
ずっと試合に勝てないボクサー。そんなお客さんを見続けているテル。
そんなとき見慣れない女性がやってきて洗濯物の忘れものをしてしまい
テルはそれを届けに行く。
主役を演じているのは窪塚洋介さん、女は小雪さんが演じている。
テルと女性のラブストーリーと言っていいのかな・・・?
まぁけどこの映画で光っているのは窪塚さんでも小雪さんでもなくて
内藤剛志さんでありまする!
途中から出てきてもうそこから内藤さんばかりに目が行くぜい。
決め台詞もおもしろい。
「オレは別に優しいわけじゃない、ただオマエが気に入ったんだ」
ってセリフ。かっこおもろいわけでして。
自由奔放な生き方のこの役は内藤さんにピッタリ。
窪塚さんの雨の中で泣き叫ぶシーンは哀しくなっちまったい。


・「上海ヌーン」

ジャッキー・チェン映画の総集編みたい。
「ラッシュアワー」に続くハリウッド映画主演だったはずですこの映画。
最初に書いたとおり僕にはジャッキーのこれまでやってきた
アクションの総集編のように観えました。
インディアンに斧で襲われるところは「プロジェクトA2」の
海賊に襲われるところだし。酔っ払ってるシーンは「酔拳」だし。
最後の教会の鐘とともに落ちるシーンなんかは「プロジェクトA」。
そんなことがバレないように西部劇のようにしたのかなーと僕は思いました。
この映画撮った監督はどう考えて作ったかは分からないけど
たぶんめちゃくちゃジャッキーのファンでこれまでの
ジャッキー映画のおいしい所を入れたかったんじゃなかろうかと我輩は勝手に察しました。
白人の男とコンビっていうのは「ラッシュアワー」の逆版かな。
風呂場で中国の遊びをお酒飲みながら遊ぶシーンは
おもしろかったなー。あっここが「酔拳」っぽいとこです。
やっぱりジャッキーは偉大ですね。かっこいい!!!
深夜の通販にジャッキーが出てて推薦してた商品が
あったんですけどものすごく欲しくなりました。
「これでジャッキーになれるなら!」と。
今度スピルバーグ監督の映画に出る話があるみたいですけど
どんな感じになるんだろうと期待してます。
最近はハリウッド映画に出てるジャッキーですが
雑誌のインタビューで「ハリウッド映画に学んだ事は何も無い」
って言ってるの観て僕はとても感動しました。
あぁ・・・ジャッキー・・・どうかこれからも元気でいてくれ。
香港ラブー。


・「ふたりの男とひとりの女」

久々にジム・キャリーが観たくなったのでジムが出演してて
僕が観てない「ふたりの男とひとりの女」を早速借りる。
「メリーに首ったけ」を監督した人の映画ってことで
思ってたとおり下ネタ満載の満載オンパレード。
いいさいいさ僕はジム・キャリーが観たかったのである。
ストーリーはジム・キャリー演じる警察官の男がストレスで
二重人格になってうっていう話なんですけど(説明簡単すぎ)。
一瞬にして人格が変わるのをジムがうまーく演じてます。
なんだよ!あのアゴの動きは!こわいよ!おもろいよ!
この顔の動きだけでも観てみてください。
映画自体はホワイティっていう男が出るところあたりからおもしろくなってくる。
結構笑ってました僕。
この原稿書いてる日の朝に「セサミストリート」観てたら
なんとジム・キャリーが出てましてー相変わらずのスゴイ動き見せてくれてました。
「セサミ」の中でジムが「僕は足の動きで演じてるんだ」
と言ってて「あーなるほど分かる」と納得してしまった。
エルモと共に。
エルモっていったらなんすかあの可愛らしさは。
夜中に「セサミ」をやってたので観たら
テンション上がりまくりますあの声と顔見てると。
話がそれたけども、久々にジムとアメリカのコメディが観れて嬉しかったです。


・「GO」

窪塚洋介主演で話題になり日本アカデミー賞で多数の賞を受賞した映画。
映画を観る前に原作の方を読んだところこれがもうものすごくおもしろくて最高でした。
フリが書いてあって次のページの最初の一行でストンと落としてて
凝ってるなぁとか思ったりして。(偶然じゃないよね?)
笑えるだけでなくて在日朝鮮人の主人公がいろんな障害に
もがいてもがいて挑む姿はカッコよすぎてカッコよすぎてたまりませんでした。
原作を読んだ数日後ビデオを借りて早速鑑賞。
良かったんですけども映画のほうも・・・
けどなんかものたりない気がしたのも事実でして。
原作にあって映画のほうでなかったシーンがあって
なんでそこを抜かしてしまったんだろう?
と、ちょっと疑問に思いました。
主人公とその主人公の朝鮮学校の頃の不良の友達が駅のホームで話すところなんだけども
(原作では終盤の方にある)、そこが映画ではまったく無かった。
僕の中ではここは主人公が警察官と話をするところ同様
重要なシーンと言うか良いシーンで。
撮影はしたけどもカットしたのか
それとも元々撮る気は無くて台本にもそのシーンは無かったのか
僕は分からないけど、そのシーンは観たかったなぁーと思った次第です。
葬式のところがあるのに駅のホームのところが無いのはおかしいと思うのだけど・・・。
大竹しのぶさん、山崎努さん最高!
あんな家庭に生まれたらそりゃあ強い子に育ちますよ。
クドカンの脚本もいいっす。


・「ウォーターボーイズ」

この映画はショートコントの連続だー。
冴えない五人組がひょんなことからシンクロをするはめになった
という設定の元いろんなコントを入れた映画です。
独自の練習をして先生に発表ってところで
大失敗するコントなどなど。とにかくコントの連続なのです。
勿論おもしろいです。
最後のシンクロのシーンはやっぱり
「すげぇすげぇ」と言える位スゴイと思うし。
三度くらい最後のシンクロのシーンは観てしまうぐらい楽しめますです。
竹中直人さんは自由なのか!
全部アドリブじゃないのかあれは。
勝手勝手に動き回ってくれてもう最高!
相変わらずズルいなぁーと思ってしまいました。
ここ何年もそういやプールに入ってないや。
あまり僕は泳ぎ得意な方では無いので
水泳というのがどうも好きじゃないです。
気持ち良いけどねプールは。
この映画「青春」だねぇ〜。
廊下を走る五人の姿・・・あそこなんか知らんけど好きなのです。


・「メトロポリス」

手塚治虫原作のマンガをアニメ鉄腕アトムの演出を担当していたりんたろう監督が映画化。
ちょうどこの映画観た時期にBSの「マンガ夜話」という番組で
手塚治虫さんのマンガ特集してたのですが
いろいろな話聞いてて思うのはやっぱり手塚さんには「天才」
っていう言葉しかないんだなということ。
手塚作品で読んだことあるのは僕は「ブラックジャック」ぐらいで何も言えないけど
手塚さんを知る人の話をテレビで聞いとくと「はぁーすげぇなー」ってなってしまう。
映画のほうですが、なんといっても印象に残ったのは
最後のビルや建物がグワーっと壊れいていくシーン。
そのときに流れてた音楽がものスゴイよかった。
映像はもうとにかくいろんなものが壊れていってるのだけど
音楽は静かーな感じでその差がたまらなく良かったです。
映画観てる途中にちょっとダルくなってきたのは土曜の昼の時間帯に観たからかな。
この映画の中で描かれているのは人間とロボット機械の関係。
うまく付き合っていかないとこんな恐い事になるかもしれませんよー
っていうことが描かれているわけです。
けど僕が今恐怖を感じているのは人間とクローン人間の関係。
今年中には三人もクローン人間が生まれるそうです!
なんてことですかこりゃ。いつの間にそんなことにぃ。
クローン人間を使って独裁政治やクローン人間を原発で働かせたりするなんてことも
ありうるとか。恐い事です。
絶対ロボット技術より今クローンを作る技術の方が発達しているだろうから
本当に怖いっすね。
科学者の実験用クローン人間とかが作られていくわけですよ。
話がそれたけども、久々にアニメ観たんで楽しかったです。
「千と千尋」以来かな。「千と千尋」はヒデオ・DVDが7月発売楽しみです。


・「ムーランルージュ」

ユアン・マクレガー、ニコール・キッドマン主演のミュージカル映画。
ストーリーは悲しいが映像がキレイで楽しい。
監督はまさかこれで感動させて泣かせようと思ったわけではないよね?
みんなで歌唄って踊ってたりするのを観るのが結構実は好きな私にとっては
いい映画だった。
ユアン演じる脚本家と娼婦のキッドマンと仲間達で
アドリブで公爵の前で話を作っていくところは笑えた。
ちゅうか、ユアンとキッドマン歌うまいなぁ・・・。
めっちゃいい声で歌ってた。
映画の中で歌われるのはエルトン・ジョンの歌やマドンナの歌やら
知られている名曲ばっかり。
サウンド・オブ・ミュージックも歌ってたっけ。
ディズニー映画を実写にした感じですこの映画。
途中で歌うし、セットやら雰囲気もディズニー!
ディズニー映画だったらこんなオチにはせんかなもっとハッピーエンドにしたとは思うけど。
華やか!ファンタジー!ミュージカル!チキチキカンカン!


・「博士の異常な愛情」

故スタンリー・キューブリック監督作品初体験。
「総統、歩けます!」のセリフ後核爆弾が爆発するシーンがいろいろと流れる。
その後ろで女性が歌う「笑ってまた会いましょう」という歌詞の歌が流れる。
そんなラスト。
これが巨匠と言われる人がなせるワザなのか!
爆笑してしまいました。
プラック・コメディーだから映画の途中途中でも笑えるところはあるのだけど
最後の最後であれだもん。スゴイです。笑わされました。
快感を味わえましたあのラストは。
つい二度ラストのところだけ見返してしまったぐらい。
ラストで快感を味わったりした映画といえば黒澤明監督の「8月の狂想曲」。
「8月」のラストは忘れられないなぁ。
これも二度ラストのところだけ見返してしまった作品の一つ。
あと「ロックストック&トゥースモーキングパレルズ」のラストも最高。
このページで一度紹介しました。ラストで映画の世界が丸分かりしてしまう。
この映画はこういう映画ですよっていう。
本当「博士の異常な愛情」のラストは快感だったなぁ。
ちなみにこの映画のタイトルめちゃめちゃ本当は長いです。


・「ブリジッド・ジョーンズの日記」

男の高校生が観る映画ではない。
僕なんかが観たってこの映画では何も共感できるところはない。
笑えたけど。
この映画を観て笑えて共感できる人はこの映画の主人公とだいたい同じ年代の女性です。
30〜23歳とかかな?
けれどおもしろかったな。
主役のブリジッドを演じるレニー・ゼルヴィガーがいい。そんでもってかわゆい。
この映画のために体重を増やし、イギリスの英語の訛りを習得したそうです。
だから女版ロバート・デニーロなんて言われてるわけです。
映画の中でもそんなんしていいのか!って格好したりしてね。
この役でアカデミー主演女優賞にノミネートされました。
内容は主人公のモテない30歳の女性ブリジッドの恋愛話。簡単に言うと。
そんななかに世の女性が共感できてしまうところがいっぱいねりこまれているわけです。
主人公がダイエットしようと決めるのだけど
「明日から明日から」と言ってお菓子やら食べてしまうところは
僕の姉のこと考えたら「あー分かる分かる」って思ってしまいました。
アホみたいに唄ってるシーンも「あっ・・・そういや姉も・・・」みたいに。
(あんまり言うとアカンな。すまないな姉)
それにしても主人公あっちの男の人とくっつくなんてなぁー意外。
続編も製作決定らしいです。
ブリジッドの友人たちもいい味だった。
あんな友達いたらいいじゃーないの。


・「17歳のカルテ」

ウィノナ・ライダー出演の青春ドラマ。
自殺未遂をした主人公は精神病院に入院させられる。その精神病院での物語。
友情、主人公の成長を描いてはりますわ。
丁度この映画をビデオで観た後に偶然買った映画雑誌にちょっとだけ
この映画のこと載ってましてー。
それには「アンジェリーナ・ジョリーが主役のウィノナを完全に食った」
って書いてました。
言わせてもらうけど絶対ウィノナの方がよかったわい!
まぁこの映画に出たアンジェリーナ・ジョリーは確かに
この映画の演技でアカデミー賞の助演女優賞を取ったけども
やっぱり僕はウィノナがよかったとおもう。
ジョリーのやってた役は誰がやっても評価は取れる役なんじゃないでしょうか。
(そんな事はないか・・・)
ウィノナのタバコの吸い方カッコエエねんなー。
この映画を日本でやるとしたらウィノナのやってた役は
絶対中谷美紀さんがやるような気がする。
僕は精神病院みたいな世界にものスゴイ興味があります。
一度精神病院の中を見てみたいし患者さんとかと話とかしてみたい。
(何を話すねん・・・)勿論悪い意味ではなく。
「異常」とされる基準ってなんなんでしょう?
時代時代でその基準は違うっていうのはおかしいっすねやっぱり。
そろそろ訳がわからくなってきそうなのでこのへんで止めといて・・・。
映画観るまで全然知らなかったので驚いたのは
ウーピー・ゴールドバーグが出てたこと。
ウーピーさんが出る映画っそんなに悪い映画はないもんです。
高2で初めて「天使にラブ・ソングを」を観たけど
結構おもろいですねあれ。おもしろいっていうか楽しい。
みんなで唄ってるところとか観ててテンションが上昇してしまいます。
そういやこの映画のタイトル「17歳のカルテ」。
17歳・・・僕と同じだ!あの主人公が17歳だったのか・・・
え?ホントかよ。